メカニック小南の作業日誌

ウィリエール ZERO SLR
今回はオーナーの方との細かいやりとりをしながらの組み立て作業です
集中して行えば 3日〜7日で完成に近い状態まで仕上げることが出来るのですが
今回はオーナーの方との細かいやりとりをしながらの作業の為30日ほどかかりました

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ウィリエールのヨーロッパでの評価はとても高く トップブランドのひとつに数えられます

ZERO SLRはヒルクライムにも対応した軽量バイクです
ハンドルは一体型を採用
メインパーツ アルテグラ D i2
ホイール ロルフプリマELAN を組み込むことで 平地のスピードを維持しながらヒルクライムにも対応しています
スッキリした外観のZERO SLRはディスクブレーキの油圧オイルラインを内蔵することで実現しました

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ただしディスクブレーキの構造上避けて通れないのがブレーキ熱です
ロードバイクで平地走行時のブレーキングによるブレーキローターの温度は100度ぐらいでしょうか
10分〜15分のダウンヒルなら200度〜ぐらいになるかもしれません

自転車へのディスクブレーキ搭載は
2000年ぐらいからMTBに採用されています

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MTBでの長時間のダウンヒルや傾斜角度のきつい下り坂ではブレーキローターの温度は最高600度近くに達します 
可成りの高温で金属が熱せられると
真っ赤になる状態と言えばお判りいただけるでしょうか
ディスクブレーキは上手く使えばより快適な自転車になりますが ノーメンテナンスで走る事は出来ません
(初心者の方はディスクブレーキの特性を御理解いただいた上でお乗り下さい)

ディスクロードバイクのメリットはなんと言っても雨天走行時の制動力です
長い下り坂でも安心して走行することが可能です
ディスクロードがこれからのスタンダードになるかもしれません