組立作業、メンテナンスのポイントその1

  • 【メカニック小南】
    〜メイドイン東大阪を目指します〜今回はアックスマン HEMERA A7の分解組み立て作業を進めながらユーザーご自身でメンテナンスや組み立て作業の参考にしていただける様ポイントごとに説明を行ないます。IMG_7431
    先ず全てのパーツを取り外します。IMG_7432
    海外仕様のモデルは全て左レバーがフロントブレーキ仕様で出荷されています (右レバーがフロントは日本だけみたいです)

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    ケーブルをフレームから引き抜く前にガイドチューブを通しておくことが作業の効率アップに繋がります。

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    次にクランクボトムブラケットを取り外します。

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    ハンドルステムを取り外した後にフォークの落下を防ぐ為にテープを巻いておきます。
    (念のためトップキャップを取り付けた方が良いかもしれません)

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    全てのパーツを取り外しました。

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    此処からは フォーク、

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    ヘッドパイプ、
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    ボトムブラケットは順に状態を確認します。

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    今回 ボトムブラケットは念のため ネジの切り直し フェイスカットを行います。

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    フェイスカットをする前にハンガー幅を計測します。
    JIS規格のボトムブラケットの幅は68㎜ですが、計測すると68.6㎜程ありましたのでフェイスカットを行なっても問題ありません。

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    フェイスカットを行う事でスムーズな回転、長期間の使用でも緩みにくくなります。

    後は各部チェックをします。

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    フレームエンドの平行、

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    ディレイラーハンガーの固定ネジの締め付け確認、

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    そしてディレイラーハンガーの平行を確認します ( シビアな調整が必要な11sは必ず行います)

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    シートパイプ内径は軽くサンドペーパーで仕上げます ( 800番ぐらい) もし内径に問題があれば、リーマーで仕上げ作業を行います。

    この続きはまた次回。