雨天走行後のメンテナンスについて

雨が降った後や、まさに☔️雨の中でライドした後どのように自転車の手入れを行っているでしょうか？

雨天走行の問題は道路に落ちている砂や車などからの排気ガスや不純物が沢山含まれた雨水を巻き上げるため、そのまま乾拭きするだけでは錆びが発生しやすくなります。
本来ロードバイクで雨の中、余り気にしないでガンガン走る為には、セカンドバイクが必要になります。なかなか難しいですが。
やはり自転車の修理をする立場からすれば、雨の中のライドは余りおすすめしません。
又、雨天走行に慣れていない方は、自転車のコントロールが上手く出来ない為に転倒事故に繋がりやすいことも事実です。

正しい手入れをすれば、良い状態を保ちながら長く乗り続けることが出来ますので、雨の中ライドから帰ってきたら、バケツとスポンジ、ブラシを用意し、必ず真水で流して下さい。

汚れが酷い場合は中性洗剤を入れて軽く流します。洗車時に注意することは余り長時間洗い続けないことです。
最後に乾いた柔らかい布で軽く拭いてあげて下さい。艶消し塗装の自転車のお手入れ方法の相談を受けますが、この方法が一番有効です。
他の乗り物、車やオートバイ等でも洗車した後は特に何もしないで仕上げています。
フクピカや洗浄剤を使う方法もありますが、余り頻繁に使用するのは塗装を傷めてしまう可能性がありますので 汚れが目立つ様になったら行って下さい。ただし、艶消し塗装のものには絶対に使用しないで下さい。変色してしまう恐れがあります。

チェーンや変速機、カセットスプロケット等はスプレーオイルのみで洗浄します。

砂汚れが目立つ時にはパーツクリーナーを使って下さい。ぜひ長く自転車に乗っていただくためにも、このお手入れ方法をお試し下さい。