メカニック小南
〜メイドイン東大阪を目指します〜
こちらで販売する自転車は全て
分解してから組み立て作業を行っています。
分解する本来の目的は
フレームの加工精度のチェック
パーツの不具合を調べる為に行っています。
今回はエモンダSの分解作業で
何故ここまでの分解が必要なのか解説します。
写真では分かりにくいと思いますが
エモンダSの完成車はチェーンの長さが2リンクほど
短く出荷されている為、新たに2リンク追加するか
新しいチェーンに交換する必要があります。
フレームに組み込まれている全てのパーツを
取り外した状態です。(スモールパーツ取り付けネジ類も)
加工精度の低いパーツは全て交換します。
シフトワイヤーの交換の為
ブラケットカバーを取り外した状態です。
チェーンも交換します。
組み立て作業に向けてグリスの充填を行います。
組み立て作業を行いますので 各部のチェック そして注油を行います。
ホイールの振れ取り作業を行います。
(振れ出し作業センター出し作業)
ここから組み立て作業スタートです。
車種別の組み立て作業時間
一台の自転車の組み上げには
クロスバイクで 3時間~
1.1ロードバイクでは4時間~
エモンダSなら5時間~
エモンダSLなら 1.5日(8時間~)
マドン 9シリーズは 2.5日(15時間~)
こちらでの組み立て作業は御注文頂いてから行います。
その為、沢山の自転車の組み立てを行うことは出来ません。
大量展示、大量販売よりも品質の向上を目指すように努力しています。
現在の作業スタイルは、トレックの自転車(輸入車)販売を始めた1990年代後半から行っています。
現在ではUSAメイドの自転車は少なく
台湾 中国 生産が全体の99%を占めています。
こちらでは日本品質を基準に
一台一台組み立て作業を行います。
メイドイン東大阪を目指して